ボトックス治療

ボトックス注射はもともと、臨床現場で目や顔面のけいれん治療のために使用されていました。

現在は主に表情シワの改善や多汗症の改善など美容目的で使用されています。

ボトックスを表情筋に細かく注入することで、無意識のうちに作り出している眉間や目尻、額の表情ジワが自然に軽減します。

数日後から効果が出始め、1〜2週間で安定、3〜4カ月効果が持続します。非常に細い針を使用しますので腫れ、内出血等はほとんどありません。臨床現場でも副作用を起こす症例はほとんどなく、再治療をご希望の際も安心してご使用いただけます。

No.1  額
前頭筋の収縮により産生する代表的なシワは横に三本ありますが、7カ所にボトックスを注入しシワを除去ます。

No.2 眉間
皺眉筋と鼻根筋の作用により発生する眉間の縦ジワを軽減するため、3カ所ボトックス注入しシワを除去します。

No.3 鼻のシワ 
鼻のシワはバニーラインとも呼ばれ、3カ所にボトックス注入し目立たなくさせます。

No.4 眉毛の形の作成 
皺眉筋にボトックスを注入すると、眉毛の外側が釣り上がったり、真横に成ったり、垂れ眉に成ったりと思い通りに形を変化させる事が出来ます。

No.5 下眼瞼のシワ
いわゆるちりめんジワと呼ばれる下眼瞼眼輪筋によるシワ。
ごく少量のボトックス注入で改善されます。

No.6 目尻のシワ 
眼輪筋の影響で出来る目尻の笑いジワ。いわゆるカラスの足跡。
目尻の眼輪筋外側に3箇所ボトックスを注入します。

No.7 顎のエラ 
咬筋の発達した人は意志が強くカッコよく見えますが、大きすぎると顔が大きく見えます。咬筋にボトックスを注射すると咬筋が萎縮して逆卵型のスッキリした顔型になります。

No.8 上口唇シワ 
上唇にシワがあると年取って見えるので、少量のボトックスを注入します。

No.9 頬の縦ジワ 
口と耳の間に何本か現れる縦ジワ。ボトックスの注入である程度目立たなくすることが可能です。

No.10 首の縦ジワ
老齢者に多く見られ、顎の下から首の部分にかけて縦に2本見られる。シワに沿って細かくボトックスを注入するとで気になるシワが軽減されます。

No.11 首の横ジワ 
老齢、太った方の首の中央、真横に2本ほどが見られる印象深いシワをボトックス注入により軽減できます。

No.12 オトガイのシワ 
下アゴまたは顎の先端部分の頤(オトガイ)は、老化すると陥没して一層年寄りに見えます。気になるアゴの先端に出来るシワを薄くするために、ボトックス注入して治療します。

腋 臭(ワキノシタシュウ) 
5月から9月の夏季に脇下に多量の発汗をする方がいますが、ボトックス注入により発汗作用が制御可能です。